知能システム科学専攻同窓会第3期会長
 畝見 達夫 挨拶

同窓会長のご挨拶

知能システム科学(システム科学、知能科学)専攻同窓会の皆様におかれましては各所にてご活躍のことと思います。6回目となる今年の総会では、昨年に引き続き、専攻OBによる会社説明会に多くの企業の方々に参加頂くことになっております。 また、連携講座の大日康史教授にはバイオテロ・新型インフルエンザ対策における工学の活用について講演をお願いいたしました。科学技術と社会との関わりを考える上で、単に生産や生活の道具としての機械の提供だけではく、社会を円滑に運営する上に必要な分析や計画の方法の提供は、その重要性をますます大きくしています。本専攻の主たる使命も、後者の立場からの社会貢献にあるものと思います。近年の情報技術の進歩により、より現実的な問題への適用も活発化してきました。今回の講演では、極めて緊急の国際的課題である2つの問題についてお話を伺えるものと思います。 システム科学専攻が最初の修士修了者を輩出してから既に30年以上の歳月が過ぎました。同窓の中には社会の各方面で重要な立場で活躍中の方々も大勢おられます。この会を旧交を温める場とするのみならず、分野や世代をこえた交流、協調の輪を広げる切っ掛けにして頂ければ幸いです。 最後に会の運営に携わった専攻の現役、OBの方々に深く感謝申し上げます。

平成20年3月1日

知能システム科学専攻同窓会第3期会長

創価大学工学部情報システム工学科准教授 畝見 達夫