知能システム科学専攻インターンシップ第一および第二

1.        目的
本科目の目的は,社会の中で創造的活動を担える自立した研究者・技術者を育成することである.国内外の研究・教育機関での研究活動や行政機関,NPONGOなどでの実務体験を通じて,創造的活動における人的協力とコミュニケーションの重要性を学ぶ.さらに,知識と現場の関連について体得するとともに,研究者・技術者としての心構えを確立する.なお,民間企業が主導するインターンシップは,現状では採用活動と結びつく可能性を排除できないことから,原則として本科目の対象外とする.

2.        実施手順
原則として以下の手順で実施する.

          i.       受け入れ機関決定

        ii.       実習計画書提出(⇒指導教員,専攻長⇒専攻会議で判断)
 #以下,計画が専攻会議で適当と判断された場合のみ.

      iii.       学習申告書提出(⇒大学院事務係)

      iv.       インターンシップ実施

        v.       実習報告書提出(⇒指導教員,専攻長) #実施後2週間以内.

      vi.       報告会(⇒指導教員を含む複数名の教員)

実習期間は原則として
知能システム科学専攻インターンシップ第一AまたはB(1単位):
 連続して2週間あるいは合計60時間以上
知能システム科学専攻インターンシップ第二AまたはB(2単位):
 連続して4週間あるいは合計120時間以上
とし,実習計画書,実習報告書,報告会での発表に基づき専攻会議で合格・不合格を判定する.

3.        履修の条件
知能システム科学専攻の学生であること.採用活動につながる可能性がないこと.語学研修ではないこと.
 

4.        注意事項

          i.       履修および受け入れ先機関の選定にあたっては指導教員と十分相談すること.

        ii.       実習計画書の作成にあたっては,受け入れ先機関担当者および指導教員と十分相談すること.採用活動と結びつく可能性が少しでもあると判断される場合には,履修を認めない.

      iii.       必要に応じて,秘密保持契約や知的所有権の帰属に関する覚書を交わしておくこと.

      iv.       実習中の傷病に備え,保険には必ず加入しておくこと.

        v.       学習申告にあたっては,平成15年11月の教育委員会承認事項として次のように定める.

       学習申告期間中に受講が決定している場合には,当該学期の科目として申請する.受講できなかった場合には,申告の取り消しを行う.

       学期途中で受講を希望する場合には,原則として次学期に申告することとする.プレゼンテーション・報告等が当学期中に終了し,当学期の履修とすることが適当であると専攻が判断する場合には,追加申告によって対応する.