ウィンタースクール2008
Winter School 2009

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更新情報
・(2009.12.2) Webサイトの公開
・(2009.12.1) プログラムの確定
・(2009.11.18) Webサイトの更新

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問い合わせ先
2009ウィンタースクール委員会
東京工業大学
大学院総合理工学研究科
知能システム科学専攻
〒226-8502
神奈川県横浜市緑区長津田町4259
TEL: 045-924-5214
E-mail: winterschool09[at]dis.titech.ac.jp
件名: ウィンタースクール受講に関する質問
([at]は@に)
 

各スクールの詳細

ID 1: 寺野・吉川・山本研究室社会人ゼミ見学会  
(寺野隆雄教授)(吉川厚連携教授)(山本学連携教授)

  • 講義の概要
    寺野・吉川・山本研究室では大勢の社会人学生が学んでいます。 今回のスクールでは、普通の修士博士学生と社会人とをまじえ たセミナーの様子を見学していただくとともに、理論と実践と を重視した我々の研究教育活動を経験していただきます。
  • 時間 B (13:00〜14:20)
  • 会場 J2棟20F中会議室

ID 2: AI(人工知能)、BI(生命体知能)からCI(計算知能)へ  
(廣田薫教授)

  • 講義の概要
    知能システム科学専攻修士課程で行っている計算知能論の入門ダイジェスト版。人工知能と計算知能のアウトラインと歴史から巡回セールスマン問題などの具体的基本例題を取り上げて学習する。そのあとで,研究室で行っている配車配送計画やロボットなどの実問題なども取り上げる。英語も重視した講義を行う。
  • 時間 A (10:40〜12:00)
  • 会場  G5棟1階103号室

ID 3: コンピュータ弁護士の実装技術  (新田克己教授)

  • 講義の概要
    法律問題を解決したり,顧客の代わりに交渉を行ったりするコンピュータ弁護士を作るためには多くの技術を組み合わせる必要があります。この講義では,コンピュータ弁護士の主な機能を紹介し,その実現のための主要技術が必要をわかりやすく解説します。また,実際にコンピュータ弁護士との交渉を体験していただきます。
  • 時間 D (16:00〜17:20)
  • 会場 J2棟3階232講義室

ID 4: ダイナミッククランプによる生体神経細胞と数理モデルの融合  
(青西亨准教授)

  • 講義の概要
    我々の研究室では脳を理論的に研究しています。他の実験系研究室と協力して生理実験を行い,理論が予測した結果と実際の脳の振舞いを比較しています。ここで,理論と実験の架橋となる重要な技術が「ダイナミッククランプ」です。これは制御工学でお馴染みの「フィードバックシステム」の拡張で,実システムと相互作用した「リアルタイムシミュレータ」です。例えば,本物の細胞同士を仮想シナプスで結合した仮想回路網の構築や,数理細胞モデルと本物の神経細胞のハイブリット回路が構成できます。すなわち,本物の神経細胞を用いて人工神経回路網を作ることが可能なのです。講義では,我々が作製したダイナミッククランプシステムと,それを用いた研究を紹介します。最後に,リアルタイムシミュレータ上の仮想神経細 胞を使った仮想生理実験のデモを行います。
  • 時間 D (16:00〜17:20)
  • 会場  G5棟7階710号室

ID 5: インタフェースと共創 (三宅美博准教授)

  • 講義の概要
    みなさんにとって「間(ま)」が合うという経験は身近なものだと思います。話が盛り上がってきたとき,スポーツや音楽で仲間と息が合ったとき・・・。共創コミュニケーションでは,人間の主観的な時間として「間(ま)」を捉え,そのインターパーソナルな共創の問題に取り組みます。そして共創コミュニケーションの心理学的な解析と,その応用としてのヒューマン・エージェント系の構築を進めます。本スクールでは,「間(ま)」に関する心理学の基礎と実験,さらにその応用としての対話ロボットや歩行介助システムなどについて一緒に学ぶ予定です。(詳細は研究室ホームページをご確認下さいhttp://www.myk.dis.titech.ac.jp)
  • 時間 C (14:30〜15:50)
  • 会場 G3棟7階718号室

ID 6: 情報学における"More is Different" (樺島祥介教授)

  • 講義の概要
    高校時代,物理は好きだったけど気体の分野だけは面白くなかった.理系進学者の中にもそういった方は多いのではないでしょうか.実は私がそうでした.気体の物理は,大学では熱力学,そして統計力学という分野につながっていきます.この分野は面白い.なぜなら,物理の他の分野がもっぱらモノ(物質)の法則に目を向けるのと違って,統計力学には,狭い意味での物理の枠にとらわれず生物,社会,経済など幅広い対象を相手にする奔放さがあるからです.私の講演では,気体の研究で発見されたエントロピーという概念が橋渡しとなって,統計力学が通信などに代表されるコト(情報)の科学の先端で大活躍している現状を紹介します.
  • 時間 C (14:30〜15:50)
  • 会場 G5棟1階G511講義室

ID 7: 意思決定の脳科学:理論と実験と応用  (中村清彦教授)

  • 講義の概要
    意思決定過程を例に,脳内機構の理論と実験的裏付けおよびその工学的応用について紹介する。意思決定の最も単純な状況は二者択一(2つから1つを選ぶ)の状況である。この状況でヒトや動物が行う選択行動について次の事項を説明する。(1)選択行動を学習する脳内機構の理論,(2)理論を裏付ける脳内神経活動の実験データ,(3)動物の行動制御への応用:ロボラット。
  • 時間 A (10:40〜12:00)
  • 会場 G5棟1階G511講義室

ID 8: 合成生物学入門  (木賀大介准教授)

  • 講義の概要
    現代分子生物学は生命を遺伝子や分子に還元して理解しようとしますが、最近、これらを組み合わせたシステムを創ることで理解する合成生物学という運動が起こっています。分子生物学だけでなく、情報科学、システム工学等の広い知識と人材の交流が求められている分野です。この講義では、合成生物学の現状を解説し、簡単なデモンストレーションをお見せします。
    備考:学部3年程度の教養の知識を前提とし、生物系・非生物系出身を問いません。申込者には簡単なメールによるアンケートを実施して、レクチャーのレベルを調整します。デモンストレーションの実験室が狭いため、参加者を制限させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 時間 BCD (13:00〜17:20)
  • 会場 J2棟18階1806号室

ID 9: 学習理論入門  (渡邊澄夫教授)

  • 講義の概要
    コンピュータシステムが例題をもとにして問題を解決したり知識を発見できるようになることを学習といいます。例題の数が増えるにつれて能力は向上して行きますが、学習の早さは何によって決まっているのでしょうか。学習理論におけるこの基本課題を解説します。
  • 時間 B (13:00〜14:20)
  • 会場 J2棟3階J231講義室

ID 10: ハプティックインタフェース−SPIDAR-mouse−の製作とコンテンツ開発  (佐藤誠教授)

  • 講義の概要
    力覚のフィードバックを伴うハプティックインタラクションのためのマウス型デバイス SPIDAR-mouse を自作する。さらに、Flashコンテンツなどを拡張することにより、ハプティックインタラクションのできるインタラクティブコンテンツを開発する。 なお、教材費(5,000円以内)を申し受けます。
  • 時間 D (16:00〜17:20)
  • 会場 R2棟5階514号室

ID 11: 自己増殖型ニューラルネット(SOINN)と一般人工知能  
(長谷川修准教授)

  • 講義の概要
    ドラえもんのようなロボットを創りたい」これは人工知能やロボティクス分野の多くの研究者の夢です。この夢の実現に向けた,長谷川研究室の取り組みを紹介します。
  • 時間 B (13:00〜14:20)
  • 会場 J2棟3階J232講義室

ID 12: マンガを使った社会人の人材育成 (吉川厚連携教授)

  • 講義の概要
    企業の人材教育に対する研究の一環で,マンガを使ったナラティブアプローチ教材の体験授業をおこないます。気づきをうながす授業です
  • 時間 A (10:40〜12:00)
  • 会場 J2棟20F中会議室

ID 13 14 15: 情報学と生命医学の発展的融合教育の新展開 
(山村雅幸教授)(小長谷明彦教授)(高井貴子 東京医科歯科大学准教授)

  • 講義の概要
    今年度から始まった東京工業大学・東京医科歯科大学共同提案による組織的大学院教育改革推進プログラムを中心として、大学院における生命医学情報学ダブルメジャー教育について紹介する。受講希望者は3つを通して聴くことが望ましいが、基礎知識に合わせて「生命医学情報学のススメ」をスキップしたり、興味のある話題を選んで受講しても良い。
  • 時間 B(13:00〜14:20) C(14:30〜15:50) D(16:00〜17:20)
  • 会場 J2棟3階J234講義室

ID 13: 情報学と生命医学の発展的融合教育の新展開(I)
生命医学情報学のススメ 
(山村雅幸教授)

  • 講義の概要
    主に生命科学・医学が未経験の情報系学生・社会人を対象として基礎的概念をまとめ、生命学情報学ダブルメジャー教育のイメージについて概説する。
  • 時間 B (13:00〜14:20)
  • 会場 J2棟3階J234講義室

ID 14: 情報学と生命医学の発展的融合教育の新展開(II)
ダブルメジャーの必要性 
(小長谷明彦教授)

  • 講義の概要
    ハーバードメディカルスクールで公開されているTranslational Biomedical Informaticsを例に、生命医学情報学におけるダブルメジャー教育の必要性について述べる。
  • 時間 C (14:30〜15:50)
  • 会場 J2棟3階J234講義室

ID 15: 情報学と生命医学の発展的融合教育の新展開 (III)
情報系のための医学教育の実際
(高井貴子 東京医科歯科大学准教授)

  • 講義の概要
    東京医科歯科大学で実施されている社会人養成プログラムから、いくつかの話題を選び、情報系に対する医学教育の実際について紹介する。
  • 時間 D (16:00〜17:20)
  • 会場 J2棟3階J234講義室